ニオイが気になるエアコンの簡単なお掃除方法
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これから暑い日となりエアコンを使用する方が増えてくることでしょう。
そんな中で久しぶりにエアコンをつけたら「くさ!」なんて経験をする人も多いと思います。
そこで本記事ではエアコンの「ニオイの原因」、「簡単にできるニオイの対処法」を紹介します。
エアコンをつけた時のニオイの原因とは?
エアコンをつけた時のニオイは内部のカビが原因です。
内部といっても詳しくは「熱交換器」温度の高い流体から温度の低い流体へ熱を移動させるための機器です。これらに発生したカビがニオイの原因になっています。
わかりやすく説明しますと、湿気のある暖かい部屋に冷たい水が入っているコップを置くとどうなるでしょうか?
同じことが熱交換器で起きているので結露ができカビが発生しやすいことになります。
カビが発生するには最高の条件が揃ってしまっているわけです。
ニオイを消すための熱交換器の掃除の仕方とは?
まず熱交換器を掃除する上で必要な道具を紹介します。
低コストで誰でも簡単にできるのでぜひお試しください。
■用意する道具
1エアコン洗浄スプレー
2ゴミ袋
3古歯ブラシ
4養生テープ
エアコン洗浄スプレーのおすすめは「アース製薬|エアコン洗浄スプレー防カビプラス フレッシュフォレスト
こちらの洗浄スプレーは自動お掃除付きの最新エアコンにも使えますし、爽やかな森の香りがするエアコンクリーナーです。スプレー缶に縦長ワイド噴出口を採用しているので厚みのあるフィン(熱交換器)の奥までしっかりスプレーが届きます。
そして緑茶ポリフェノールが配合されているためしっかり消臭し、除菌剤でカビを撃退してくれます。
https://kakaku.com/item/K0000784895/spec/
その他「養生テープ」、「ゴミ袋」、は100均など安く購入できる物で問題ありません。
熱交換器の掃除の手順
1 コンセントを抜く
お掃除中に誤作動してしまうと感電、漏電の恐れがあるので必ずコンセントを抜いてから作業を初めてください。2 洗浄スプレーを使用した時に汚水が垂れることがあるので汚水受けを作る
ゴミ袋の片方だけ切り開くと簡単に汚水受けが作れます。 電装部(モーター)周りも袋を被せるなどしてしっかり養生しましょう。 万が一電装部に水が入り込んでしまうと故障してしまうので念入りに養生をしてください。 エアコン周りの壁、エアコン下の床もゴミ袋を切って広げたものでしっかり養生しまし ょう3 エアコンフィルターを外す
エアコンのカバーを外すと2枚組のフィルターがあります。これらをスライドするようなイメージで外します。 外したフィルターにもホコリがついていることが多いので掃除機で吸い取りましょう。4 熱交換器を洗浄する
熱交換器表面に付いているホコリを掃除機を使って吸い取ります。
次に洗浄スプレーを熱交換器に吹きかけてください。※商品に書いてある使い方をよく読んでからお使いください。
古歯ブラシなどで表面を優しく撫でるように擦ってあげると掃除機で撮りきれなかったホコリが取れます。
※洗浄スプレーは一本使い切りましょう。中途半端な量だとドレンホースの途中で汚れが詰まってしまうことがあるので、洗浄スプレーは最後まで使い切ってください。
スプレーが終わったら10分程放置して内部を乾燥させてください。
10分経ったらフィルターを戻してカバーを取り付けて終了です。
念のためエアコンを送風運転にして30分程内部を乾燥させてください。
熱交換器はとてもデリケートなのでお掃除する際は文中にある※マークの注意点を踏まえた上で慎重にお掃除してみてください。
また熱交換器のお掃除だけではなく、普段からこまめにフィルターやエアコン上部の空気を取り入れるグリルを拭き掃除などお手入れをしてなるべくホコリをエアコン内部に侵入させないことによってカビの発生を防ぎ、ニオイの対策になるのでぜひお掃除してみてください。